2017年7月2日日曜日

百姓で使っていた昔の道具が出て来ました…!

花を植えるために・・・ 
 先祖から受け継いだ山林に、花を植えようと思い立ち、まずは草を刈りました。
義父が百姓をしていた時に使っていた、物置小屋も葛に覆われ、見る影もありません。
岩がたくさんあり、我が家の庭石や靴脱ぎ石、叔父の家の庭石などにそこの岩を使ったそうです。岩の間から生えている、葛や笹、雑草を刈り取ることが最初の大仕事。岩山なので草刈りも大変💦💦
出てきた古い道具たち
次に、物置小屋を解体し中にあったものを片付け。昔使っていた、草削りや押切・鉄輪等が出て来ました。
鉄輪
☆鉄輪(鉄でできたタイヤ)…これに荷台を付け牛にひかせて山に焚き物をとりに行ったりしていた。

草削り
☆草削り・・・田植え後、株の間を押して草削り








☆三つ目鍬・・・田植えの後、苗間の土を耕し酸素を田に入れたり、草を取る(柄は短く、屈みこんで使う)











☆押切・・・藁や草を切る










☆木の柄の部分を持ち、鉄の部分を回してむしろに広げた豆などをたたきさやからだす道具(名前を思い出せない?)  →




現代のように機械がない頃は、何もかもが手作業の時代。
昔の人たちの根気と、田んぼを大事にしていたことがよくわかります。

この辺りも小さな棚田がたくさん。
一枚一枚の田は、手で積み上げた石垣で守られています。
その石垣も作り手の無い田が増え、崩れかけていたりし荒れてきています。

最後の手段!薬剤を・・・
 草刈りをした後も、すぐに生えてくる雑草たち。力強さを感じるけれど、ここで負けては花が植えられません。最終手段の草枯らしを使いました。

葛(散布前)




・葛には、葉に朝露がある時に撒く、粉剤。(ザイトロン・・・森林組合で購入)
一回撒いても、少しするとまた蔓が伸び葉が出て来ます。根気よく、数回。葉に朝露も付きにくく、霧吹きで葉を濡らし、そのあと薬剤を撒きました。


葛(散布後1ヶ月)
葛の根の辺り

笹(粒剤散後)

・笹には、粒剤の草枯らし。(グロレートS・・・農協で購入。劇物ということで、印鑑が必要)雨降り後に撒きました。1回では効かず、草枯らしも撒きました。

粒剤散布後は、あまり薬剤が効いていないようです(薬をけっちた訳ではないけど?)  ➡



笹(散布後1ヶ月)












草刈り、薬剤散布をしてから2か月。草が枯れてきました。
桜やさつき、つつじ、アジサイ、オオデマリ、ウツギ等を挿し木で増やし、せっせと花の山にしたいと思います。

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